建設仮勘定というのは、会計資産のことですが、有形固定資産の長期にわたる建設工事について、材料費、労務費等各種の支出を記入する仮勘定で、有形固定資産に属します。 また、その工事が完了すれば、これを建物・構築物等、その有形固定資産勘定へ振り替えて整理し、その財産の取得原価とします。 ちなみに、この勘定の残高は、建設工事の工事に係る原価または費用の合計額を示します。
勘定の振替までは、減価償却は行われません。
減損会計というのは、資産会計の計上基準に関する用語です。 減損会計は、企業の保有する固定資産について、収益性の低下によって投資額の回収が見込めなくなった状態のときに、一定の条件のもとで回収可能性を反映させるように、帳簿価額を減額するという会計処理のことをいいます。 ちなみに、米国の会計基準や国際会計基準が、固定資産の減損会計を導入したことを受けて、日本でも平成15年10月に企業会計審議会から「固定資産の減損に係る会計基準の運用指針」が公表されています。
□インフレ・ヘッジ、埋立地