現況有姿分譲とは?
現況有姿分譲というのは、不動産開発における分譲方法で、山林原野等を、宅地造成工事をしないでそのままの姿で行う分割販売のことをいいます。
市街化調整区域の設定に伴って、宅地造成や建築のできない山林原野を、宅地と誤認させる公告が増加したため、首都圏宅地建物公正取引協議会等の事業者団体が公正取引委員会の認定を受けて設定した「不動産の表示に関する公正競争規約」の厳重な公告掲載規定の適用が、現況有姿分譲地にも拡大されることになりました。
なお、この規約に違反して、排除措置の対象になるような公告は、宅地建物取引業で禁止されている誇大広告等に該当するものが多いです。 |